聖フィリアス王国
人間族のみによって構成されたリーベリア地方東部の高原地帯を領土とする国家。かつて勇者とともに世界を救った伝説の聖女ミナスを奉る宗教国家であり、この国を治めるフィリアス王家は聖女の末裔にあたる。
一年前に国王が暗殺されるという事件が発生し、現在は王女であるクララクランが国を治めている。元々、他種族の受け入れを拒む気風に加え、暗殺された国王の遺体に獣人族の矢が刺さっていたことで、獣人族に対する国民感情は悪化している。また同行していたカリス王子も獣人族の毒矢を受け、病から回復していない。
獣人族への報復を叫ぶ声もあるが、カオスゲートが多数出現することによる国内の治安の悪化でそれどころではない状態である。異世界から現れたキリヤ達は勇者の再来として歓迎され、フィリアスに力を貸すことになるのだが。
南の山岳地帯に住むドワーフ族とは親交があり、彼らの鉱山で産出する鉱石や宝石を使った武具や装飾品を主産業として賑わう。